2013/11/25

受粉なしトマト。

先週、新聞紙上で話題となっていたのが「受粉をしないで作れる新型トマト開発」でした。

そのトマトがこちら。(筑波大学発表写真)
 
通常、ハウス栽培の場合はマルハナハチなどを使って受粉させたり、花にホルモン剤をつけたりするのですが、その作業が不要になります。
大手のハウス栽培では、蜂を利用するところがほとんどなのですが、この蜂が昨今減少気味なのです。
 
栽培者の労力解消よりも、実際はこちらに対して大きな効果があると考えられています。 受粉なしで実がなる品種は、いままでは実が割れやすかったり、柔らかすぎたりするものが多く、普及するには至っていなかったそうです。
筑波大の研究チームは人工的に作り出した1万種類を超す突然変異の株を調べ、新タイプの型を見つけ出したそうです。
共同研究を進めるカゴメなどと共に、特許を出願したそうです。
いずれ商品化されて販売された、是非食してみたいと思います。
 
通常はこんな箱がハウス内のあちこちに置かれています。働き蜂さんたちの巣箱です。
 


http://www.tomiyamass.co.jp/