2018/01/30

軟質ウレタンフォームの燃焼性と防火・消火について。

昨日の記事がありましたので、この機会に首題についてご案内したいと思います。

 
軟質ウレタンフォームは燃えやすいものですか?

 軟質ウレタンフォームの発火点は約410℃であり、木綿、新聞紙、松材等の天然材料や、アクリル・ナイロン等の合成衣料用繊維、ポリエチレン・ポリ塩化ビニル、ポリスチレンフォーム等のプラスチック製品とほぼ同域を示します。

 従って、これらと同様に、着火源無しで自然に発火するものではありません。

 近年では技術が進み、燃えにくくした製品も開発されておりますが、近くに着火源もしくは発火源があると全く燃え出さない訳ではありません。

 軟質ウレタンフォームは着火した時、初期消火に失敗すると、わら・綿、紙・糸類、木材、他のゴム・プラスチック及びフォーム等と同様に燃焼が拡大する危険性があるので、共に消防法で「指定可燃物」に指定されています。火気を近づけない事と、所定量以上の大量保管時には「指定可燃物」の規定に従って下さい。


軟質ウレタンフォームに火がついた場合、どのように処置したらよいですか?

消火には水が最も効果的なので、軟質ウレタンフォームの火災には直ちに多量の水をかけて下さい。

もちろん初期消火の時点では粉末消火器などを使用することも効果的です。ただし、この場合、内部に火種が残っていることもありますので、更に多量の水をかけておいて下さい。
また、軟質ウレタンフォームを大量に扱っている場合、火がついた際には直ちに消防署へ連絡して下さい。

詳細は下記を参照ください。
http://www.bridgestone-dcp.co.jp/qa06.html


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