2011/08/09

おすすめの展覧会 名和晃平「シンセンス」


展覧会名「名和晃平―シンセシス」
会場:東京都現代美術館 企画展示室地下2階・アトリウム
会期:2011年6月11日(土)~8月28日(日)休館日:月曜日※詳細はHPにて要確認。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/124/

「Cell」という概念をもとに、先鋭的な彫刻・空間表現を展開する現代美術の人気作家名和晃平(1975年生)の個展です。
名和氏はビーズやプリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなど流動的な素材・メディアを情報社会における感覚や思考のメタファー(隠喩、暗喩)として扱い、デジタルとアナログの間を揺れ動く身体と知覚、感性のリアリティを表現しています。

「Cell」と言えば細胞という意味もありますが、ウレタンフォームにおいても同じ名前をよく使います。
小区画に分けられた発泡の泡一つ一つを「セル」と言う表現を使うのです。

展覧会名の「シンセシス」は統合や合成という意味がありますから、まさにセルの集合体で作品を表現しているのです。続きは、また明日。

http://www.tomiyamass.co.jp/