2011/05/09

ウレタンの着色

少しご無沙汰していました。GWが終了しました。
皆様はよい休暇をお過ごしでしたでしょうか?
私個人的には、休みの間にお客様の農園を視察したり、ボランティアをしたり、母の日を祝ったりと有意義な週でした。さて、本日から情報ブログ再開です。

今日は、ウレタンフォームの着色についてです。
前回の黄色のフォームは比較的濃い方であり、汎用品のほとんどは薄いブルーや薄いグレー、薄い黄色などで製品構成されています。
これは、汎用品と呼ばれるグレードの発泡倍率が50~60倍と大きい発泡倍率であることから、顔料を入れても薄めに仕上がることが理由です。
もちろん濃い色を作ることは可能ですが、顔料代が多く含まれるとそのまま価格に反映されるので、汎用品と言われる用途から脱してしまうことになります。


写真はあるメーカーが販促のために試験的に発泡した、非常に濃いカラーファームになります。
実際に製品展開はあまりされていない様なので、やはりコスト面がネックなのかもしれません。

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