今年の夏もいろんなお話を聞きましたので、少し書きます。
三つ葉で言えば、年に数回価格が極端に上がるときがあります。
そのベスト3は下記の内容。
1、年末年始。
お雑煮などの具材として需要があり、1年で一番高くなると言われています。
この時期だけの利益を求めて生産するところもあるそうです。
2、夏の土用の丑の日。
ウナギの日とも言われ、吸い物の具材として需要があります。
年2回あるときもあるが、1回目の方に需要は集中します。
3、ひなまつりや子供の日。
ひなまつりはちらし寿司の吸い物の具材として、こどもの日もやはりちらし寿司などのお寿司系に需要が増えるため、その吸い物の具材として必要です。
上記の需要を当て込んでの生産販売合戦の結果は、営業先での話のタネとなるとこも多く、
どこどこの産地が値段を釣り上げたとか、どこの市場が大きなキャンセルをしたとか、ある産地の品物がダメだったとかの浮き沈み話となるのです。
最近よく聞くのが市場で生産地に対して大口予約をしたのに、土壇場でキャンセルしたというもの。
キャンセルされた生産者たちはたまったものではないでしょう。
ほかの市場への出荷に切り替えたとしても、値はあがらないのは確実で、作り損になることもあります。
このお盆時期、市場は13日まで開市したが三つ葉に限っては品薄だったそうです。
いとも簡単にキャンセルされたら生産者だって嫌になってまともに出荷しなくなるのでしょう。
そして、品薄で急な出荷に対応した生産者は大きな儲けを得るのです。
安定した生産、販売の難しさがあり、皆さんにはがんばっていただきたいと心から思います。
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