写真はマイクロスコープのカメラで撮影したものです。
糸を引いているような、ふわふわしたようなものは根毛と言われるものです。
太い白いものは通常私たちが目にしている根っこです。
通常、養液に浸っている根から根毛が出ることはなく、水面間際の浸かっていない部分の根から表皮から発生します。根毛の直径は約10 µmほどの極細い根です。
下の写真の矢印のあたりにいる発生しました。
根毛は水分の吸収にも重要なので土耕ではよく発生していますが、水耕栽培のような潤沢な水環境である水中根には、あまり発生しません。
今回のような水面の上に根がいる状況などでないと、観れない貴重なものとも言えます。
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