浜松産の糸ミツバを使った「糸みつばと小エビのかきあげ」=18日午前、浜松市東区西塚町
JAとぴあ浜松の糸ミツバがうどんの全国チェーン「丸亀製麺」の「糸みつばと小エビのかきあげ」(税込み1個160円)に使用されることになり、18日、報道関係者にお披露目された。5月8日までの期間限定商品で、一部店舗では既に販売が始まっている。全国約780店舗のうち、東海、関東などの約590店舗で浜松産糸ミツバを取り扱う。
糸ミツバは、浜松市西区大久保町の「大久保園芸」が水耕栽培している。市販品より大きく、シャキシャキとした茎の食感とさわやかな香りが特徴で、31トンを出荷予定。とぴあが出展した昨年秋の商談会で、丸亀製麺の担当者の目に留まった。
同市東区の丸亀製麺浜松西塚店では本格的に売り出した17日、81個を販売した。県西部エリアマネジャーの嶋田泰貴さん(35)は「かき揚げをうどんのつゆに絡めると、ミツバの香りが一層良くなる」とアピールした。